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ボストンテリアの寿命

2017年10月26日 16時49分

ボストンテリアは小型犬になりますので、大型犬と比べると長生きしやすいです。
一般的には、ボストンテリアの寿命は10年から14年ほどだと言われています。
ただし、ボストンテリアの10歳が人間の10歳というわけではありません。
犬と人間は全く違った年の重ね方をしますので注意が必要です。
 
ボストンテリアの場合は、1歳になるとそれが人間の15歳程度に相当します。
ボストンテリアの2歳で人間の24歳になり、その後は1年で4歳分の歳を取る計算になります。
つまり、ボストンテリアが10年生きたとなった場合、
それは人間でいう56歳に相当し、14年生きたということは人間の72歳にあたるのです。
 
犬の中では、チャウチャウやミニチュアシュナウザーなどが最も長生きすると言われていますが、
ボストンテリアはその次に長生きする犬種だと言われています。
中には16年以上生きたという記録を持つボストンテリアも多いですし、
育て方によって寿命は大きく変わっていきます。
逆を言えば、育て方で寿命が短くなってしまう可能性もありますので注意しなければなりません。
 
例えば、日常的に与えるドッグフードはできるだけ上質なものを利用するなどすれば、
それだけ寿命が変わってきます。
日々のお手入れに比べればドッグフードを変えるだけですので、
大きな手間にはならないのではないかと思います。
飼い主としては少しでも愛犬と長く一緒に暮らしたいのではないかと思いますので、
多少値が張ったとしても質の良いドッグフードを与えるようにしましょう。
 
また、ドッグフードの質だけではなく、食べ方にも気を使いましょう。
具体的には、できるだけドッグフードをゆっくり食べさせてあげる必要があります。
幼いころから食べ方をしつけて、ゆっくりと食べる癖をつけさせましょう。
食べ方は育てる環境がものを言いますので、
落ち着いた場所でゆっくりと食べさせるしつけをするようにしてください。
 
それから、ボストンテリアは基本的に室内で飼われることが多い犬種になります。
実際に、屋外で飼われているボストンテリアと比べると室内で飼われていたボストンテリアのほうが
長生きする傾向にあります。
また、そもそもの話ですが、ボストンテリアはオスと比べるとメスのほうが長生きすると言われています。
犬の中でも犬種によって異なりますが、ボストンテリアはメスのほうが長生きすることがわかっています。
 
人間と同じく、年を重ねるごとに病気になりやすくなります。子犬のころは回復力なども早かったのですが、
高齢犬になれば疲れやすくもなりますし力がなくなっていきます。
昔は大好きだったおやつも、固いものの場合は噛むことができなくなりますし、
あきらめて食べなくなってしまうこともあります。
 
もちろん飼い主としては、少しでも長く楽しく愛犬と過ごしたいという意志が強いのではないかと思います。
しかし、犬も人間と同じく年を取りますので、昔と同じように散歩をしたり走り回ったりするのが
徐々にできなくなっていきます。
犬が年を取ったということを自覚して、高齢犬としての育て方を再度勉強して身に付けていくようにしましょう。
そうすることで、無駄な病気を防いで少しでも元気に長生きすることができるようになるのではないでしょうか?